荒木経惟
好色

17 OCT – 7 DEC 2008


 ラットホールギャラリーでは10月17日(金)から12月7日(日)まで、荒木経惟個展「好色」を開催いたします。2008年9月に「オーストリア科学・芸術勲章」を受勲するなど、近年海外においてもますます評価の著しい荒木経惟による本個展では、巨大なモノクロ・プリントに作家渾身のペインティングを施した作品、約10点を展示いたします。
 130×160cmを超える大きさのロール紙にプリントされた<緊縛 (KIMBAKU)>と自宅バルコニーから撮られた<空 (KU)>、そして自らの写真との格闘の軌跡としてそのうえに残された鮮烈なリキテックスからは、「好色」というタイトルの示す通り、作家の<生>と<性>に対する強い意識が感じられます。

本個展のカタログ『KOSHOKU - Painting』を発売いたします。作品18点収録。

※なお会期中、会場ではアラキネマ『空』を上映いたします。

 またラットホールではカタログのほかに写真集『好色』を展覧会に合わせて出版いたします。「アラキは5人いる」と本人が語るように、<人妻>と<AV>のアラキ、<車窓(クルマド)>のアラキ、バルコニーの<空>のアラキ、<緊縛>のアラキ、そして情事を暴露するアラキ“達”が共在するこの写真集には、その「品格と下品格」のせめぎ合いの中に作家自身の今と作家の考える<写真>の姿が表れています。
290 × 335cm、154点、308ページ、全点見開き、横位置、カラー。

© 2008- RAT HOLE GALLERY